ただ、好きだと伝えたくて。

たっくん。


ねえ、あなたは私のことが嫌いなの・・?




「未亜。」



たっくんが真剣な顔つきになる。




「一度しか言わない。


・・・俺は、お前のこと嫌いじゃない。

むしろ、大切な存在なんだ。




・・だからそんなこと言わないでくれよ・・・?



な?
ほら、いつもみたいにいってくれよ?



嫌いだって・・・・」
< 50 / 67 >

この作品をシェア

pagetop