僕の存在理由と君の存在価値
「美希、アーン」
いまは唐揚げを盛り付けてるとこ。
‥ってことは唐揚げが欲しいのだろう、箸で小さめの唐揚げをつまみ颯太の口に入れる。
颯太は唐揚げが気に入ったみたいで、笑顔になった。
「美希の唐揚げ、好き。」
「ありがと」
ガチャ
「ただいまー」
優太さんの声がして、みんな帰ってきた、すると紛れてこーちゃんと菜摘も出て来た。
作ったおつまみや買ってきたお菓子をテーブルに並べたり、焼酎セットを作ったりして、
長い夜が始まった。