僕の存在理由と君の存在価値
高校1年生
入学。
真新しい制服に身を包み、スカートを折ったりボタンを開けたりしてみる。
「こんなとこかな?」
まぁ後は周りの様子を見るとしよう。
♪〜♪〜♪〜
最近変えた携帯の着信音はまだ初期設定のまま。
「もしもし?」
『着きましたよ、お姫様☆』
「気持ち悪い」ガチャ
戸締まり、火の元を確認する。
つい先日から、僕は一人暮らしする事になった。
理由は両親の離婚。
どっちにもついていきたくないので援助をしてもらい一人暮らしする事になった。
「行ってきます。」
鍵を掛けて家を出た。