僕の存在理由と君の存在価値

「懐かしいよな、昔もこうだったもん。隣りは‥‥」


一気に悲しそうな顔をする颯太。

思い出したくない事なのかわからないけど、眉間にしわを寄せている。


「いまは美希が‥」


優しそうに、納得したような‥



「おーーーいっ」


後ろのドアが開いて、光輝がクラスに入って来た。


「こーちゃん、どうしたの?」

「菜摘なんかがこの後会わないかってさ」

「そういえば会ってないよね〜」


僕らはこの後菜摘なんかと駅前のファーストフード店で、会う事になった。

< 42 / 49 >

この作品をシェア

pagetop