僕の存在理由と君の存在価値

「あ!こっちこっち!」


店の中に入ると、菜摘とユキこと雪乃がいた。

光輝は菜摘の隣に座り、隣の2人掛けに颯太と僕は座る。


「南女子の制服可愛いね〜」


定番のセーラー服に、セーターを着ていてすっかり女子高生の2人。


「笠間の制服だって可愛いじゃん!しかも付属品は自由でしょ?やっぱ頭いいって違うよね‥」


毎度ながら雪乃のマシンガントークは止まらず、まだ菜摘と話し続けている。



ふと通路に目を向けてみた。



「あ!!!菫に空!!!」


「美希じゃん!ねぇ空!!」
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