十人十恋-じゅうにんとこい-
俺は、暇なので大輔に勧められた猫の写真集を見ていた。
大輔曰く「絢人は犬派で部活で忙しいから、貸しても意味ない」と言う理由で、
俺を猫好きになるように洗脳するつもりらしい。
俺の部屋の窓から、何かが聞こえた。
窓を開けてベランダに出ると、隣の家のベランダに、玲が居た。
「ハルくん」
っつって、玲は、俺のベランダへ上がりこもうとした。
危なっかしい。
でも、俺んちのベランダと玲んちのベランダとの距離は五センチぐらいしかないので、
玲は俺んちのベランダに上がりこんだ。
玲はパジャマを着ていた。
「な?!お前、恥ずかしくないのか?!」
瑛子以外のパジャマ姿を見たこと無いので、俺は焦った。
「……ハルくんなら、良いよ」
お、落ち着け。俺。
パジャマだからって、興奮する必要はねー!
っつーか、妹の下着姿も見てるのに…
なんで、こう、ドキドキするんだ?
「どうしたの?」
「べ、べつに…何でもねーよ…」
「ハルくんの部屋に入って良い?」
「あぁ」
玲は俺の部屋に上がりこんだ。
大輔曰く「絢人は犬派で部活で忙しいから、貸しても意味ない」と言う理由で、
俺を猫好きになるように洗脳するつもりらしい。
俺の部屋の窓から、何かが聞こえた。
窓を開けてベランダに出ると、隣の家のベランダに、玲が居た。
「ハルくん」
っつって、玲は、俺のベランダへ上がりこもうとした。
危なっかしい。
でも、俺んちのベランダと玲んちのベランダとの距離は五センチぐらいしかないので、
玲は俺んちのベランダに上がりこんだ。
玲はパジャマを着ていた。
「な?!お前、恥ずかしくないのか?!」
瑛子以外のパジャマ姿を見たこと無いので、俺は焦った。
「……ハルくんなら、良いよ」
お、落ち着け。俺。
パジャマだからって、興奮する必要はねー!
っつーか、妹の下着姿も見てるのに…
なんで、こう、ドキドキするんだ?
「どうしたの?」
「べ、べつに…何でもねーよ…」
「ハルくんの部屋に入って良い?」
「あぁ」
玲は俺の部屋に上がりこんだ。