HIMAWARI


ギュッ


突然握られた私の右手。

隣には顔を真っ赤にしている和希。


そのせいで心拍数がどんどん上昇していった。


幸いまわりに同じ学校の生徒はいなく、ホッとした。


和希のファンの子に見つかったらどうなる事か・・・。

考えただけでも恐ろしすぎる。


でも・・・


何だろう?この気持ちは。


和希ともっと一緒にいたいと思ってしまう。

和希にもっと触れていたいと思う。


このまま時が止まればいい。


私は本気でそんな事を思っていた。
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