HIMAWARI


ようやく着いた和希の家での私の第一声がコレ。


実はバイクで酔って気持ち悪くなってしまったのだ。



何とか和希の部屋まで来たけど・・・もう限界っ!


「ごめっ!トイレ借りるっ」


そう言ってトイレに駆け込んだ私は胃の中にあったすべてのものを吐き出した。


「はぁー。スッキリ☆」



和希の部屋に戻ったとき、紅葉と雪人が到着したところだった。


床にはたくさんのビールやチューハイの缶。


ま・・・まさか


「お酒・・・飲むの?」

「おぅ。当たりめぇだろ」

「でっ・・・でも、まだ朝だよ?」

「それがどうした」

「夜までもたなくなっちゃうよ?」

「もつからOK」


うっ・・・


和希と口で言いあって負けてしまった私。



「さぁ飲もぉ~~~」


紅葉まで缶をプシュッと空けてガバガバとお酒を飲んでいる。


ちょっとまってよぉ・・・


私お酒弱いんだって・・・
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