生徒会長とぁたし。

「………そうだったのか?」



生徒会長は、淋しい声で言った。



「…俺、電話止まってたんだよ」



「…へ!?」



「しかも、生徒会の仕事でなかなか昼休み行けなかったし…」



「そ、そうなの?」



今まで不安だったぁたしがバカだった。



生徒会長はこんなに思ってくれてたんだ。


「…でも、そんなに不安だったんだな。ごめんな」



生徒会長はぁたしの頬に軽くキスをした。



柔らかく、暖かさを感じられるように……
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