生徒会長とぁたし。
幸せな時間
次の日。
いつも通り学校へ向かう。
「美由!!」
詩音の大きな声。
その声に振り向くぁたし。
…詩音を見て、ぁたしはビックリせずにはいられなかった。
だって…あまりにも変わりすぎてたから…
「ちょ、詩音!?何があったの!?昨日まで普通だったのに!」
なんと詩音は眼鏡をかけ、染めていた髪を黒にし、短かったスカートも膝下にし…いかにも優等生になっていたのだ。
「うん。ちょっと…ね」
ぁたしは詩音からこと細かく事情を聞いた。