年上彼氏
起こすからっていったのに
はっと気付いたら車は走りだしてた。
『あちゃ…ごめん』
『起きたか。』
時計はもうお昼。
二時間も寝てたの私。そう言えば最近眠れない夜が続いてた。
彼と入ったカフェに、ちょうど唐津さんも入ってきた
私を見て、驚いた顔をして。
『あれ?なんでリコちゃん?』
座るなり、彼は直ぐに切り出した。
『唐津、黙ってて悪い。俺たち付き合ってる。さやかとは別れたんだ。』
唐津さん、口が開いたまま。
私をじーっとみて、はっとして。
『あ!じゃあ…さやかさんに電話番号聞かれたのは…』
『いいの。それはいいの。唐津さん』
長い長い沈黙。
聞こえるのはまわりの食器の音だけ。
はっと気付いたら車は走りだしてた。
『あちゃ…ごめん』
『起きたか。』
時計はもうお昼。
二時間も寝てたの私。そう言えば最近眠れない夜が続いてた。
彼と入ったカフェに、ちょうど唐津さんも入ってきた
私を見て、驚いた顔をして。
『あれ?なんでリコちゃん?』
座るなり、彼は直ぐに切り出した。
『唐津、黙ってて悪い。俺たち付き合ってる。さやかとは別れたんだ。』
唐津さん、口が開いたまま。
私をじーっとみて、はっとして。
『あ!じゃあ…さやかさんに電話番号聞かれたのは…』
『いいの。それはいいの。唐津さん』
長い長い沈黙。
聞こえるのはまわりの食器の音だけ。