年上彼氏
『お昼から…涼しいところに行こうかっ』


『もう、お昼だよ、ケンジ。』



『まじで?』


私は彼の首筋に唇を押しつけて…


『ケンジ〜大好き』


『あはっ』


私を抱き締めてくれる。ギュッて。


ベッドの上で転がり回る。

『よし、着替えよう!』


この部屋には私の着替えが置いてある。もう、いつでも一緒に暮らせる。


この部屋には私達二人の思い出しかないよね…


ケンジの思いやり。


早く卒業したい。


制服をハンガーにかけながら、そう思う
< 229 / 278 >

この作品をシェア

pagetop