年上彼氏
耳に触れる度に恥ずかしそうに…。


『あれ。髪を切ったね?リコちゃん』


こないだは髪を耳に掛けてフィッティングした。今日は感じが違う。


『ケンジさんは長い髪が好き?』

『え?』


名前で呼ばれてドキッとした。


見上げる瞳が可愛くて…。

『ああ。そうだな〜。リコちゃんみたいな髪型好きだよ』


彼女は嬉しそうに微笑んだ。


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