年上彼氏
リコちゃんを助手席に乗せて、車を走らせた。


ナビを操作してると

『ケンジさんの…車に乗っちゃった…ゴホッ』


『家…誰もいない見たいだけど大丈夫か?薬買うか?』


『大丈夫…薬あるから…』

目を閉じて…眉間に皺を寄せた。


『大丈夫か?』


『うん。眠いだけ…』


『着いたら起こすよ。眠ってて』
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