LOVEマーチ
第三章:愛の知り方
あれから、一日たった。
いつも通りの朝。
誰もいない部屋。
無駄に広ろく感じる部屋。
ひんやり冷たい部屋。
「朝ごはん作りすぎちゃったな・・」
・・お弁当に入れようとっ
「お母さん、いつ帰ってくるんだろう」
・・私の家は、母子家庭。
私が小さいころに親は、
―離婚した。
それから、母に引き取られるも、
母は、一人になった寂しさに
煙草、
お酒、
ドラック
に、手を染めて―