SAD
「そ。包丁。」

「ん・・・?人肉包丁・・・?」

人肉包丁という文字が大きく刻み込まれている

「でかい、包丁だろ?まぁこれもこれが終わってからな!」

・・・ザン!ザシュ!

「・・・ぉぉおおおぐろぉお!・・・」

「あいつ・・・何者・・??」

時間にして30秒ぐらい、その間に化け物は血を噴出しながらまさに『解体』されていた

「終了。」

「・・・・・」

私はまさに唖然。

「ほら、何ボサッとしている。話があるんだろ?」

「・・・・ぁ・・そうだよ!いろいろ話があるよ!」

「はいはい。とりあえず聞いて返答してやるから。」

「とりあえずあなたは何者?」

「俺か?俺は、日本の国家を裏から支えるSAD・・サッドだ。」

「サッド・・?サッドって警察のえらい人たちのことじゃ・??」

「あのサッドとは違う。あれはアメリカのサッド。俺は日本のサッド。」

「・・・サッドって世界中にあるの?」

「あぁ・・サッドは地下世界で基本活動している」

「・・・とりあえずいろいろ聞きたい事あるけどそれはおいといて。。。」

「あの化け物の事だろ?」

「そうそう。あれなんなの?」

「あれは・・・・裏世界の生物だ・・」

「??・・・裏世界・・・?」

「あぁね。裏世界はこの地球の地面の裏側にあるもうひとつの世界。」

「そんな・・・ファンタジーやSFじゃああるまいし・・」

「あるんだよ。今度見せてやる。」

・・・私はこの時点でいろいろ混乱していた。


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