SAD
・・・・は?・・

「ついたぞ・・・」

「ここどこ・・?」

まさに近未来的部屋に着いた

「ここは俺の部屋・・・んで地下100000㍍位のところかな。」

「へ・・・へぇ・・・」

ふぅ・・・やっと少し落ち着いた感じがする

「座れよ」

「あ・・・アリガト・・・」

「さて・・・さっきの話がよくわかるだろ?」

「うん」

・・・確かによくわかる。いろいろな物が映し出されている。

「さて・・・お前も実はSADのメンバーなんだ。」

「私が・・・?あんな化け物と戦うメンバー!?」

「そうだ・・・あんたの親御さんの仕事がSADだからだ」

「え・・・お父さんが・・?」

「そうだ」

「え、でもお父さんは死んだはず・・・」

「それ嘘。SADで今も働いている。」

「う・・・嘘でしょ!?」

「本当だ。SADは国家最高機密でもあるからな・・・郊外に絶対に話すなよ。」

「そりゃあ・・・こんだけ凄いもの見せられたら・・・」

「だろうな。さて・・・状況はわかったか?」

「ちょっと待って。もう一度整理する。」

「おう」

・・・えーと。岡林は実は国家の人間で・・あの化け物は裏世界から来ていて・・・それでお父さんはここで働いている・・・・?

働いている・・?

「ちょっと待ったぁぁぁぁ!!!!」

「うわっ・・いきなり大きな声だすな。耳がおかしくなる」

「さっきあんたおとうさんが働いているっていったよね?」

「いったけど?」

「これって職業?」

「まぁ一応な」

「なんで14歳のあんたが働いているの!?!?」

「突っ込むの遅い。ここSADは強い奴や能力者が入る・・さっきも言ったがここは国家が染めている。年は関係ないんだよ。」

「年は関係ないのか・・・」

「気持ちの整理はついたか?」

「・・・・よしついた!」

「藤原って意外に飲み込み早いな」

「意外って何!?」

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