幼馴染から恋人
泰平は少し震えている萌恵の手を取って
歩いてくれた・・

「もー遅かったわね。何してたの?」

「ごめんね。本屋さんにも行ってきたの」

「そうだったの。まあ食べましょ。」

「「いただきます」」

「ここで、私たちからお知らせがありまーす」

「私たち2人で旅行に行くことにしました!」

「2人が高校生になったことだし、少し遊んでこようかと
 思ったの。
 そしたら、萌恵と泰平が同じクラスになって
 本当に安心したわ」

「母さんたちどれくらいいくんだよ」

「わかんないわね。ヨーロッパらへんの国を
 たくさん行こうとおもってるの。」

「わかんないって、あたしたちはどうするの?」

「だから、2人で暮らして、いつもどおりに暮らすの」

「いつから?」

「「明日から」」

「ええぇーー」

「まあ、がんばってね」
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