憧れ
イベント当日─。
会場にはたくさんの人がいる。
「やっぱり人気あるなぁ‥。」
そして永遠が登場した。
会場は歓声でいっぱいであった。
「やっぱりいつ見ても格好いい‥。」
永遠くんのトークも終了し、
次は握手会がスタートした。
私の前の人が永遠くんと話しをしている‥。
そして私の番がきた─。
「こんにちわ!
乃愛って言います!!」
「乃愛ちゃん!こんにちわ〜。」
「あっあの‥!
私アクターズ通っていて‥!
ぐっさんがこっち来た時には
顔出せって言ってました‥!!」
「あっ本当!?楽しい!?
ぐっさんか〜、懐かしい。
分かったよ!ありがとうね!!」
「いえ‥!
私もぐっさんも待ってます‥!」
「うん!じゃあまたね!」
─なにやってんだ私。
片言だし‥、
まるでぐっさんのことを
伝えに来ただけみたい。
けど格好良かったなぁ〜。