憧れ



イベント当日─。


会場にはたくさんの人がいる。

「やっぱり人気あるなぁ‥。」


そして永遠が登場した。
会場は歓声でいっぱいであった。

「やっぱりいつ見ても格好いい‥。」


永遠くんのトークも終了し、
次は握手会がスタートした。

私の前の人が永遠くんと話しをしている‥。

そして私の番がきた─。


「こんにちわ!
乃愛って言います!!」


「乃愛ちゃん!こんにちわ〜。」


「あっあの‥!
私アクターズ通っていて‥!
ぐっさんがこっち来た時には
顔出せって言ってました‥!!」


「あっ本当!?楽しい!?
ぐっさんか〜、懐かしい。
分かったよ!ありがとうね!!」


「いえ‥!
私もぐっさんも待ってます‥!」


「うん!じゃあまたね!」


─なにやってんだ私。
片言だし‥、
まるでぐっさんのことを
伝えに来ただけみたい。
けど格好良かったなぁ〜。
< 5 / 6 >

この作品をシェア

pagetop