幼なじみとの甘い恋♪

俺はボソッと言った。


「え?今、何て…」

聞こえなかったのか、栞は聞き返してきた。


「だから…別れよう」

俺はもう一度言った。

「嫌だ!だって、先週付き合った…」
「栞!!…分かってくれ」

俺は、栞の言葉を遮った。
栞は目に涙を浮かべながら教室から出て行った。


「いいのかよ?」

拓也が聞いてきた。


「んーいいんだよ」


俺は、罪悪感さえも感じなかった。

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