幼なじみとの甘い恋♪
「そ、そっか~!栞とねえ!頑張って幸せにすんだよっ」
悲しい事がバレないように言う。
「うん…」
けど、陽平はどこか寂しそうで…。
どうしてそんな顔するの?
『北高周辺~!ドアにご注意を~!』
車内放送を聴いて、電車から降りる。
「やっべ!急ぐぞ!」
陽平は、私の手をひいて走り出した。
私は遅刻よりも、陽平と手を繋いでいるほうに意識が…。
数分後。
「はあ…はあ…はあ…」
私だけ、息が上がっていた。