青い蝶が舞う時。
「舞ちゃん....凛はね、私のせいで....」
「...ききたくないです。もう....苦しまないでください、蘭さん。」
舞ちゃんにききたくないなんて言われるとはね。
舞ちゃんの細い指が私の頬に伸びた。
「もう頑張ったじゃないですか....いっぱい傷ついたじゃないですか....これ以上壊れていく蘭さんを見たくないんです。」
舞ちゃん....
あなたをこの世界に
巻き込んでしまったのは
私なのに....
優しくしないでよ....