青い蝶が舞う時。


罪悪感に取り付かれる...


「勝負が終わったら、一緒に紅蝶やめようね。」


今の私にはこれくらいしかできないのよ...


許して、舞ちゃん。


ごめんね。


「でも蘭さん!!」


舞ちゃんは凛に視線を移した。


とても切なそうに....


「凛が1年前の姿に戻ることはもう無い。...それに。凛は私のこんな姿をみたら傷つくわ。」


1年は無邪気に笑ってた私。


嘘なんてと思っていた私。


1人のヒトを一途に思っていた私。

決して弱音を吐かなかった私。



どの私も


もう何処にもいない。






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