青い蝶が舞う時。
「そんな...」
「舞ちゃん。明日は一緒に行こうね。」
話をすり替える。
いつまでも立ち止まっているわけにはいかないのよ。
凛はこんなこと望んでいない。
「...はい、蘭さん。」
どこか寂しげな顔を見せた舞ちゃん。
「恭と戒は?」
舞ちゃんはふっと笑った。
寂しげな顔を見せたことが嘘だったかのように...
「お酒、飲んでますよ?」
「そう。私、寝るね。早く決着をつけてたいから。」