青い蝶が舞う時。
――――・・・・
今日は満月なのね.....
小さな窓から
赤い月が私を照らした。
鳴り響く不協和音。
隣に眠る愛しき人。
鳴り響く不協和音は何時しか切ないメロディへと変わる。
青い蝶が窓辺を舞い続ける。
まるで私を惑わすように....
「凛....私はっ....どう、すれば...い、いのよ......」
今はこんなにも規則正しく呼吸をしているのに....
近い日のいつかこの呼吸は止まってしまうのでしょう....?