青い蝶が舞う時。
決着、決断
―――・・・
目を静かに開けた。
見馴れない白い天井。
「蘭?...痛くない?」
苦しそうに顔を歪めた凛。
私がとった行動はあなたを余計に苦しめてしまった....
「...っ...うっ...り、ん....」
泣くことしかできなかった。
言葉なんて出てこなかった。
「泣くなよ。」
やさしく笑って、
「...んっ....」
優しいキスをくれた。