紅屑の記憶

「離れて下さい!!」


リシナはイヴの
前に立ちマオを睨みつける

「……人間………
お前は何も知らない…
いずれ後悔する
この女を助けた事をな…」


そう言ったマオを
物凄い風が包む


「……イヴ……お前は
俺の物だ……」


そんな言葉を残して
姿を消した


< 125 / 347 >

この作品をシェア

pagetop