紅屑の記憶

「……私は恐いよ……
自分自身が……
…………知るのが恐いよ…」



それを聞いてリシナは
強引にイヴの顎を掴み
上向かせ口づけた


「…んっぁ……リシ…」


何度も深く口づける
イヴの頭はすでに
何も考えられなく
なっていた



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