紅屑の記憶

「………イヴ……
まだ元気ないな」


そう言ってカイは
イヴの頭を撫でる


「イヴ、僕にはイヴが
抱えてる物は分からないけど
誰かに話す事で
苦しみも半減するんだ」


カイはそう言って
リシナを見遣る


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