紅屑の記憶

そして記憶の場面が
一気に変わる


「……………ぁ…あ…」


イヴは自分の
両手を見つめ息をのむ


血……だ……
どうして…血が…


「…綺麗だ…
お前は紅が似合う」


マオは血に染まる
イヴを愛しそうに
見つめる


.
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