紅屑の記憶

「イヴ……
詳しくは聞きません…
でも聞いて下さい
あなたには私がいます
私は絶対にあなたを
一人にしない」



リシナはそう言って
イヴを抱きしめる


「……一人は…嫌だよ…」


特にあなたには…
リシナには…
嫌われたくなかった…


リシナは必ず私を嫌いになる



だからその時までは
離れ無い…


傍にいさせてね…


私が魔剣だと知っても
リシナは優しく
微笑んでくれる?








< 253 / 347 >

この作品をシェア

pagetop