紅屑の記憶


「…………イ…ヴ…?」


リシナはイヴの
顔を心配そうにのぞき込む


「…………恐い…恐い…」


イヴは頭を抱えた



私を狙っている…
奴らにばれたら……


今度こそ本当に……


「失礼します」


聞いた事の無い
声が聞こえる



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