紅屑の記憶


「…ありがとう…リシナ…
今…すごく困ってたの
入り方が分からなくて…」

そう言ったイヴの
目にはまたじわりと
涙が浮かんでいた


迎えに来てくれた…
それがすごく嬉しくて…



でもこれが最後だと
思うとすごく辛かった



< 277 / 347 >

この作品をシェア

pagetop