紅屑の記憶

これじゃあ
リシナと踊るなんて無理だ


残念に思いながらも
イヴは笑顔を向けた


「私は少し風に
あたって来ます!」


そう言って広間を
後にした


「イヴ!!」


リシナの声が
聞こえた気がした…






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