紅屑の記憶


「………………っ!!」


リシナは悔しそうに
拳を握りしめた


「……っくく…ははっ
これはいい…」


マオは二人を見つめ笑う



「何が…可笑しいのですか」


リシナはキッと
マオを睨み付けた


「……不愉快です」


そのままリシナは
剣先をマオへと向ける


< 295 / 347 >

この作品をシェア

pagetop