紅屑の記憶

「…あれ……?
これ何処かに続いてる
みたい……」


そう言ってイヴは
しゃがんで花を手に取った


「…………まさか…」


イヴはハッとしたように
立ち上がり走り出す


花を辿ってずっと
走り続けた




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