紅屑の記憶

「…っ……リシナーっ!!」



イヴは叫びながら
全力で走る


足も肺ももう
限界だった…



それでも足は止めない



ゆっくりと彼が振り返る
イヴの姿を見て目を見開いた



< 342 / 347 >

この作品をシェア

pagetop