紅屑の記憶

「…はい……
お安い御用です」


リシナの言葉に
イヴは笑顔を浮かべた


本当に彼は王子様みたいだ…

みたいじゃなくて
そうなんだ…


この人は……
信じていい……


私を…憎んでいない…
憎んでいない…
憎んで………



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