ねぇ、こっち向いてよ。
「もう大丈夫」
自分の部屋にでも籠もろう。
「あ、楓」
「なに?」
「ケーキ作ったんだけどさ
一緒に食べようよ」
「・・・」
「7時になったら大学の友達も来るんだけど・・・
一緒に食べない?
もう楓が居るって言っちゃってるし」
「・・じゃあ、いいよ。」
「よっしゃ
じゃあ私着替えるからさ
んーとね、
あ、ツリーの飾り付けしといて!」
「え」
「よろしくね楓!」
バタン
「・・・だから今朝はテンション高かったのか
納得。」