ツンデレお嬢様の初恋


「土方!?なんで・・」
あたしを呼び止めたのは
土方だった。

今朝
迎えは必要ないって言ったのに
着ていた土方は
「お嬢様の帰りきが遅いので、間に合わないと思い勝手ながらお迎えに来ました。」

と清ました顔でいった。


「助かったわ、でも外ではお嬢様なんて言わないで」

「申し訳ありません、さあ麗様早くお乗りになってください」


土方に促され
私は車に乗った。

土方はドアを閉め、自分も乗り
アクセルを勢いよく踏んだ。


「ひ土方!!速度落としなさい!捕まるわよ」

「速度は守ってますよ、いつもより速いですが」

「口答えはいーから!スピード落としなさい!」

「お嬢様は絶叫系が苦手でしたね・・」

クスっと笑っている土方に私は、なにも言えず黙り込んだ。



土方が笑うと怖いんだよね、
にやって感じで。


そんな事を考えてると
豪華で存在感が物凄くあるホテルに着いた。


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