ツンデレお嬢様の初恋
その後、
いろいろ話が進み
明後日にはあたしと佐伯恭冶は同棲する事になった。
ロビーまでつくと、
父様と西園寺様は話し出していた。
長話が過ぎるんじゃないかな。
あたし明日学校なんだけど・・・
「なあ、お前ってよく見るときれーな顔してんよね」
「ありがとう、あなたはどう見てもチャラいわ」
「どーも」
「誉めてないわよ」
つくづく嫌なやつだわ。
言い方といい態度といい
気に入らないわ。
「いいや誉め言葉だね、あ、アド教えろよ」
「い・や。言っておくけど結婚するなんて絶対嫌だから」
「嫌てすら言えないのに?」
西園寺は
にやっと嫌味を含んだ笑をしてきた
「あなたのうちとは違うのよ」
「まあいいや、明後日には一緒に暮らすなかになるし」
「あなたも彼女とか要るでしょ、あなたから父様に言ってよ」
「人をたよりにすんな、お嬢様~」