ツンデレお嬢様の初恋
教室で話しかけないでよ!!
佐伯恭冶とあたしが何かあるとか勘違いされたらたまらないわ。
あたしはずかずかと歩き、土方の待つ路地まで行こうと、校門をでて角を曲がろうとした。
そのとき不意に手を後ろに引っ張られ今朝同様よろめいてしまった。
「ぎゃっ」
不意討ちだったので間抜けな声が出てしまった。
お嬢様らしかぬ声だった。
よろめいたとき支えになったほうを向くと
そこには今朝同様
″西園寺″恭冶がいた
「あなた、また!!もう!何するのよ!!」
「なにって、家一緒なんだから一緒に帰ろうと思っただけ、おら、帰るぞ」
そう言って西園寺恭冶は私の手をそのまま握り歩き出した。
また・・・
本当に自由奔放なんだから。
私は
一緒に帰ることは諦め、付いていく事にした。
けど手だけは思い切り振り切り腕を組んだ。
「あたしと手を繋ぐなんてあなたみたいな変態は何十年も早いわ!」
そう言い捨て歩き出した。
西園寺恭冶はニヤニヤしながら「はいはい」と言い歩き出したあたしを追いかけてきた。
佐伯恭冶とあたしが何かあるとか勘違いされたらたまらないわ。
あたしはずかずかと歩き、土方の待つ路地まで行こうと、校門をでて角を曲がろうとした。
そのとき不意に手を後ろに引っ張られ今朝同様よろめいてしまった。
「ぎゃっ」
不意討ちだったので間抜けな声が出てしまった。
お嬢様らしかぬ声だった。
よろめいたとき支えになったほうを向くと
そこには今朝同様
″西園寺″恭冶がいた
「あなた、また!!もう!何するのよ!!」
「なにって、家一緒なんだから一緒に帰ろうと思っただけ、おら、帰るぞ」
そう言って西園寺恭冶は私の手をそのまま握り歩き出した。
また・・・
本当に自由奔放なんだから。
私は
一緒に帰ることは諦め、付いていく事にした。
けど手だけは思い切り振り切り腕を組んだ。
「あたしと手を繋ぐなんてあなたみたいな変態は何十年も早いわ!」
そう言い捨て歩き出した。
西園寺恭冶はニヤニヤしながら「はいはい」と言い歩き出したあたしを追いかけてきた。