ツンデレお嬢様の初恋



キーンコーン。


普通に間に合った。

「三浦さん、今日日直だから」

担任がそういうと日誌を渡してきた。


はいとうなずきながら、
今日のディナーに間に合うか考えていた。


たくもー
よりによって今日日直とか、やめてよ


そんなことを考えていたら視線を感じたので振り返ってみた。


「!!!」

うちのクラス1ちゃらくてモテる男子
佐伯 恭冶だった。


なんなの?
なんであんなに鋭い目付きであたしをにらんでるの?


そして佐伯 恭冶は
あたしの方に来て
「ちょっと来いよ」
て言ってあたしの腕を掴んできた。


「え??ちょやめてよ!」

有無を言わさずあたしは屋上まで連れてこられた。


その間に女子の罵声が飛び交った。


なんなのもう!!!


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