Sky☆Love ~俺の彼女は空を飛ぶ~
ん…
ま、まぶしい…
そのまぶしさに目を開けると…
「せぇんぱーいっ!!」
どうやら病院のベッドの上に寝てる私に
ルミが覆いかぶさってきた
「うわっ!
ちょっ、ルミ~
アンタに抱きつかれても嬉しくなーいっ」
思いのほか気持ちよく目が覚めたせいか
ルミの頭をバシッと叩いた
「…ったっ!
せぇんぱーい、痛いナァもぉー
彼氏さんに言いつけますよぉ、もぉー」
へ?!、彼氏っ?!
驚いた顔をルミに向けると
「やだなぁもう、
ヨネテツさんのコトじゃないですかぁっ!
昨日からずーーーっと
先輩についてるんですよぉ
いいなぁ~せんぱーい」
「ずーーっと?」
ベッドの傍の椅子に座るルミに尋ねた
「はい
あ、先輩、気失ってたからわかんないですね…
先輩が、なかなか降りてこなくて、
めっちゃ心配してたら
あの爆発音でしょぉ
それでも来なくて、
そしたら、
転げるように
降りてきて
滑走路に頭を打ちそうになった時に
ヨネテツさんが
先輩を助けたワケですよー
もう、カーッコイイったらありゃしない!
それを見てた何人かのCAなんて、
羨ましがってましたよぉーっ」
羨ましがってたって…って…
ねぇ…