男装人生
「別に。」
「わかった。怜悧がいるから緊張してんだな〜?」
煽(アオ)るな
ただ単に不機嫌なだけかもしれないでしょー!!
圭也の発言に冷や汗が止まらない。
「圭也・・・首締められたいの?・・・フフフ・・・」
ひゃー
顔は笑ってるのに目が怒ってるよ
「すいません・・・」
後ずさる私と圭也。
「まぁまぁ。今日は怜悧に学園の事、聞かせに来たんだから。仲良くしてよ?」
スマイル交流ってそういうことするのか。
「あっ、俺達の事ももっと知ってもらわないとね。凛太郎と恭は・・・」
チラッと凛と恭の方を見る。
凛は寝ていて、恭は自分の世界に入り込んでいた。
「ま、いいか。」
架依斗は私の方に向き直り喋り始めた。
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