夏の幻
「おっ!今年も賑わってるな!」

 夏祭りがやってる神社に着いて興奮する恭介

「おっ!恭介じゃないか!久しぶりだな!」

 入り口で恭介を見つけて声を駆ける恭介の友人

「おう!倉田じゃないか!久しぶりだな!」

 恭介も倉田と呼んだ友人に返す

「俺奥で店の手伝いするから買いに来いよ!」

 宣伝をする倉田

「分かったよ、じゃあ」

 そう言うと中に向かって歩き出す恭介

「おう!またな!」

 それに返す倉田

「この木は相変わらず此処にあるな」

 神社の中央にある大きな木の前に来て言う恭介

「お兄さん!見かけない顔だね?お兄さんこの町の人じゃないでしょ?」

 大きな木を見ている恭介にいきなり話し掛けて来る一人の女性

「えっ?俺?」

 急に話し掛けられて驚く恭介

「お兄さん以外人居ないじゃん♪」

 笑顔で返す女性

「そ、そうだよね」

 戸惑いながら返す恭介

「うん、そうそう♪」

 笑顔で返す女性

「お、俺は3年前まではこの町に居た月影町出身の
 夏目恭介って言うんだ、宜しく」

 とりあえず自己紹介する恭介

「年はいくつ?」

 恭介の言葉に質問で返す女性

「年は24歳だよ」

 質問に答える恭介

「私の1つ上だ♪」

 笑顔で返す女性

「そうなんだ?君は何て名前なの?」

「私は茜♪佐藤茜って言うんだ♪」

 恭介の質問に笑顔で返す茜と名乗る女性
 
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