太陽が昇るまで



「ふ…じゃなくて、ハルが人気な理由がよく分かった。」


私の言葉に目を丸くしてキョトンとするハル。



「え?」




「絶対、心が綺麗だもん。私、こんな人はじめて。」

微笑みながらそう言った。




「……先輩ずるい」


「え?」


「もうそんなこと言わないでくださいよ。」


「え…あ、ごめんね?」


「ああ!いや、照れるってゆうか、恥ずかしいから………」




ひとつ、気づいたことがある。


ハルは私が謝ると素直になってくれる。

何故かはわからないけど、なんだか可愛らしくみえて仕方ない。




< 12 / 12 >

ひとこと感想を投票しよう!

あなたはこの作品を・・・

と評価しました。
すべての感想数:0

この作品の感想を3つまで選択できます。

この作家の他の作品

公開作品はありません

この作品を見ている人にオススメ

読み込み中…

この作品をシェア

pagetop