お砂糖少々。

ハロウィン。2


『ハロウィンの夜には悪魔が来るんだって。諒輝は怖がりだからダメだねー。今日眠れないかもね。』


『おまえ、そんなことで電話してきたのかよ。』


『どうせなら、悪魔より天使がいいよね。』


『天使っていや、今日のパーティーのお前の天使コスプレ、ちーんって感じだったよな。』


『やっぱ天使って言ったら加藤くんだよね超似合う。』


『加藤は男だろ。しかも今日、十字架だったし。てか天使って言えば俺だろ。』


『えー、諒輝は悪魔だよー。』

『俺のどこが悪魔なんだよ。』

『すぐ虐めるし、こないだは遅刻したし。』


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