キケンな実験室-白衣の王子様-
「きゃぁああああーーーー!!!!」
目を凝らしてみたその先には、カエルのホルマリン漬け。
き、きもい。
怖い。
なんか、気のせいかこっち見てた。
カエルが。
帰りたいよう。
あたしは思わず腰を抜かし、手で這うように床を進んだ。
「……だ、誰か。誰か助けて」
触れた先には人の足のようなもの。
「……助けてください」
ふと見上げると、そこには半分内臓が見えている人が。
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