紅い山 蒼い月
JR豊橋駅からバスで40分ほど走った所に
我々、鳳家のお墓があるようだ。
「骨滑寺」
ここに私達の先祖のお墓があるのだ。
骨滑寺って、やけに生々しい名前だ。
うち以外にも恥ずかしい名前の寺があったなんて・・・
住職の人に「何て読むんですか?」と聞いたら
「ええ、そのままです。『こっかつじ』と読むんです」
言いづらいわ!
住職「そう言えば、先ほどタワラさんが来られてましたよ」
何ィ!?
本当に来ていたのか?
やっぱり親戚なのか?
住職「まだいるかも知れませんよ」
よぅし、見てやろうじゃないか。
家でダラダラしてたら十文字斬りする先生ってのを見てやろうじゃないか。
住職の案内で先祖のお墓に案内されると花束と線香があった。
私「あの、タワラ先生は?」
住職「さっきまでいたんですけどね・・・。帰られたのかも知れません」
お墓の前に一枚の手紙があった。
開けてみるとタワラ先生からだった。
母はじっと読んで「そうか・・・」と一言呟いた。
手紙を見せて貰うと全て中東の文字だった。
何が分かったんだ?
本当に理解したのか?
母は中東の文字が読めるのか?
母「サラ、お墓の掃除してお参りしたら
美味しいウナギでも食べに行こっか!」
おい、待て!
タワラ先生はアラブ人なのか?
どうして中東の文字なんだ?
鳳家とどんな繋がりがあるんだ?
母「サラ~、早よウナギ行くで~」
ちょっとお母さん、待って!
我々、鳳家のお墓があるようだ。
「骨滑寺」
ここに私達の先祖のお墓があるのだ。
骨滑寺って、やけに生々しい名前だ。
うち以外にも恥ずかしい名前の寺があったなんて・・・
住職の人に「何て読むんですか?」と聞いたら
「ええ、そのままです。『こっかつじ』と読むんです」
言いづらいわ!
住職「そう言えば、先ほどタワラさんが来られてましたよ」
何ィ!?
本当に来ていたのか?
やっぱり親戚なのか?
住職「まだいるかも知れませんよ」
よぅし、見てやろうじゃないか。
家でダラダラしてたら十文字斬りする先生ってのを見てやろうじゃないか。
住職の案内で先祖のお墓に案内されると花束と線香があった。
私「あの、タワラ先生は?」
住職「さっきまでいたんですけどね・・・。帰られたのかも知れません」
お墓の前に一枚の手紙があった。
開けてみるとタワラ先生からだった。
母はじっと読んで「そうか・・・」と一言呟いた。
手紙を見せて貰うと全て中東の文字だった。
何が分かったんだ?
本当に理解したのか?
母は中東の文字が読めるのか?
母「サラ、お墓の掃除してお参りしたら
美味しいウナギでも食べに行こっか!」
おい、待て!
タワラ先生はアラブ人なのか?
どうして中東の文字なんだ?
鳳家とどんな繋がりがあるんだ?
母「サラ~、早よウナギ行くで~」
ちょっとお母さん、待って!